1.はじめに
火災発生の危険性が大きく、火災が発生すれば被害が拡大しやすく、消火が困難となる危険性のある物品を消防法において「危険物」として定めています。私たちの生活の身近なものでは、ガソリン・灯油・油性塗料等が挙げられます。
気温が上昇してきたこの時期に、危険物の性状が不安定となり、それに伴い災害が起こりやすくなることから、危険物に対する市民の認識を高めていただき、また、ガソリンスタンド等の危険物取扱事業所に対し適正かつ安全な管理を推進し、危険物災害を未然に防止することを目的とした「危険物安全週間」という期間を消防庁が制定しています。毎年6月の第2週の日曜日から土曜日までの1週間とされ、この期間中、全国各地で危険物災害に対する各種取り組みが実施され、舞鶴市消防本部においても訓練等様々な取り組みを実施しました。今回はその一部を紹介します。
2.合同消防訓練の様子
危険物災害が発生したことを想定し、6月10日(火)に西舞鶴にあるガソリンスタンドとの合同消防訓練を実施しました。
○ 訓練の内容は以下のとおりです。
・事業所
① 通報訓練
② 初期消火訓練
③ 負傷者の救出・搬送訓練
・消防本部
通報を受けた舞鶴市西消防署消防隊が現場到着後、直ちに指揮本部を設置するとともに消火活動を実施した。
3.おわりに
今回の合同消防訓練を通して、発生した災害に対する消防署と事業所の連携を確認することができ、防ぎょ技術の向上を図ることができました。
今後とも市民の皆様には危険物に対し適切かつ安全な管理を心掛けていただき、危険物災害防止に努めていただくようお願いいたします。 |
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