舞鶴市消防本部では、災害現場に際し、状況に応じた有効な活動ができるようにするため、年間を通じて火災想定訓練や消防車両運転技能訓練など、様々な警防訓練を実施しています。警防訓練を行うことにより職員一人ひとりの能力向上を目指し、知識・技術を身につけ、災害現場において力を発揮できるようにしています。
今回は、平成25年7月28日(土)に舞鶴市西消防署において消防車両運転技能訓練を実施しましたので紹介いたします。
消防車両運転技能訓練は、消防車や救急車の運転技術の向上を目的として、現場の状況に応じた運転ができるようにするために想定された訓練のことです。隊員はこの日までの約2ヶ月間、走行訓練を重ねており常日頃の運転技能の成果を披露しました。
訓練では、運転員である機関員と、車両を誘導する誘導員が互いに連携を取り合いながら、車体の大きな消防車や救急車を「安全・確実・迅速」の基本動作を忠実に守って運転や誘導を実施しました。隊員は、決められた条件の中で道幅やハンドルを切り返す回数などを考慮しながら、車両を思い通りに運転できるよう職員相互でアドバイスをしながら訓練に取り組みました。
今回実施したコースは、クランク、方向変換、タコツボの3想定があり、最初は慣れないコースに苦戦しましたが、訓練を重ねることで2回の切り返しが必要だった箇所が1回の切り返しで進めるようになるなど、運転技能の訓練を重ねてきた結果が少しずつ表れていました。
職員の運転技能を向上させ、災害現場において力を発揮できるようこれからも職員一丸となり訓練に取り組んでいきます!!
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