今回は、みなさんに救急隊員がどのような過程を経て、誕生するのかを紹介したいと思います。
救急隊員になるには、まず消防学校を卒業後、救急隊員として必要な専門知識と技術を身に付けるために、あらためて消防学校へ入校し、250時間以上の救急業務に関する救急課程を修了しなければなりません。
消防学校では、基礎的な人間の体のしくみやはたらきなどの座学をはじめ、救急資器材の取扱い訓練や現場を想定した訓練など、さまざまな教育を受けます。今回この救急課程の仕上げとして、新米消防士が消防署で2日間の救急実務研修を行いました。
研修の内容は、座学や救急資器材の取扱いはもちろんのこと、先輩救命士とともに救急車で現場に出場し活動します。
そして、この実務研修を終え、救急隊員になるのです。
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