高規格救急車とは、救急救命士が行う救命処置を行うために、必要な資機材が積載してある救急車です。
平成17年3月3日に、舞鶴市消防本部4台目となる高規格救急車が導入され、舞鶴市西消防署へ配置になりました。配置になった高規格救急車は、傷病者(ケガや病気を患っている方)が乗る救急車後部のスペースが広く、担架を載せる台は磁器浮上式により、病院への搬送中にどうしても起こってしまう振動を軽減するための装置が設置されています。
赤色灯は、夜間の緊急走行時にも他の車両にわかりやすい赤色点滅灯(LED補助警告灯)を装備しております。
また、電気ショックで心臓ケイレン(細動)を止めることができる除細動器や、人工呼吸がより確実に送り込めるようにするためのチューブ、点滴処置の一式も積載しています。
もしもの時、この救急車を活用し皆様の生命を救うことが出来るよう日々訓練を実施しております。しかしながら、救急車が出場することは、どこかでケガや病気をしている人が発生しているということであり、大変悲しいことであります。
皆様一人一人が、十分健康に気をつけ、ケガや病気をせず、この新しい救急車の活躍が無いことを私たち救急隊員は願っております。
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