今回は、舞鶴市内の中学生が消防署にやって来て、実際に消防の仕事を経験する「職場体験学習」の様子を紹介します。
これは、市内中学校において「総合的な学習の時間」の一環として行われているもので、西消防署では3年前から生徒を受け入れ、「一日消防士」を体験してもらっています。
この日は、消防の仕事について説明を受けた後、救急訓練、予防査察、放水訓練と大変ハードな一日となりましたが、みんな真剣に取り組んでいる様子を見ていると、消防士になって仕事を覚えることに必死だった見習い時代が思い出され、私達にとっても良い刺激になった一日でした。「ありがとうございました!!」と帰って行く後ろ姿は、朝、不安げに「おはようございます。」と事務所に入って来た時よりも、少し大きく見え、頼もしく思えました。
消防署は規律を重んじる職場なので、戸惑うことや少し窮屈な面もあったと思いますが、今回の体験を通して、消防士として働くことの喜びや苦労を知り、また、生命の大切さを考える良い機会になってくれれば・・と願っています。ガンバレ!!
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