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ホームページ消防・防災最前線 > 救急活動編:応急処置(止血法)を紹介します。
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スポーツの秋を目の前に・・・

 暑い夏も終わりを迎え、もうすぐやってくる秋。やっぱり秋といえばスポーツの秋。家族でどこかへ出かけたり、運動会やマラソン大会など体を動かすことが多くなる季節です。
 こんな季節にどうしても起こってしまう怪我。注意して怪我をしなしことが一番ですが、もしもの時に備えてちょっとした応急処置を覚えておくと役立つことがあると思います。
 怪我と言ってもいろんなものがありますが、今回は出血に対する応急処置を紹介したいと思います。



 出血を止めるには下の写真のような2種類の方法があります。

直接圧迫止血法

 この方法は名前の通り怪我をして出血している場所を直接圧迫します。簡単な方法ですが、ほとんどの出血はこの方法で止めることができます。
 直接圧迫止血法の注意点は
 ・直接傷口に当てるので、できるだけ清潔なガーゼなどを使用しましょう。
 ・タオル地などは、繊維が傷口に入り込む恐れがあるのでできるだけ避けましょう。
 ・基本的には、自分以外の人の血液は清潔では無いと認識し、できるだけ触れないようにしましょう。
 ・傷口にガーゼなどを当てるだけでなく、しっかりと圧迫しましょう。
 自分の大切な人の命を助ける事ができるのは、最も身近にいるあなた自身です。何かが起こってからではなく、事前に確認しもしもの時に備えましょう。


直接圧迫止血法 直接ビニールで圧迫
直接圧迫止血法
出血部位を直接圧迫します。ビニール袋などを使用すると血液に触れることなく止血できます。


止血帯法
 直接圧迫止血法で止血できない場合は、止血帯を使用して止血します。三角巾のような幅のあるもので上腕部や大腿部を縛る方法です。大量の出血や動脈性の出血、搬送に時間がかかるような場合は有効です。
 接圧迫止血法の注意点は
 ・ロープなどの幅の狭いもので行うと組織を痛める可能性があるので、3cm以上の幅のあるものを使用しましょう。
 ・止血時間を記録し、長時間止血しなければいけない場合は、時々緩めましょう。(30分を目安とする)


止血帯法 棒を使用すると、簡単に締めることができます。
止血帯法
棒などを使用して締めていくと力はいらず簡単に締めることができます。

止血が止まるまで締める。 固定したら完成です。
出血が止まるまで締める。
最後に固定したら完成です。
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