舞鶴市消防本部では、救急通報の覚知と同時もしくは現場救急隊の判断により ※「ドクターヘリ」の出動を要請することがあります。「ドクターヘリ」とは医師や看護師が乗るヘリコプターのことで多くの医療器材も積載しており、救急現場もしくは救急車内で早期に医療を開始しながら病院へ搬送します。医療スタッフが救急現場に介入することにより、早期に医療処置を受けることが出来、救命や 後遺症の軽減などが期待されます。
ドクターヘリが出動する基準は様々ですが、重篤な救急患者や救急要請場所が市街地から離れており搬送に時間が掛かる場合などにドクターヘリの出動を要請します。しかし、日没後の夜間や天候が悪く視界が不良の場合は出動が出来ないことがあります。
救急車での活動のみならず、市民の命を救うドクターヘリにご協力をお願い致します。
※ 公立豊岡病院組合ホームページはこちらをクリックしてください。
ドクターヘリが離着陸する際の注意事項
・ランデブーポイント(離着陸する場所)の近くに寄らないよう速やかに消防職員の指示に従い行動してください。
・グラウンドなどの砂地に離着陸する際、風圧で砂や石が飛散することでヘリコプターの故障や近隣建物などの破損を防ぐため、消防車を使用して散水活動を実施することがありますのでご理解ください。
・強風や騒音が発生するため、ランデブーポイント付近の住民の方は、倒れやすい物の整理や家の窓を閉める等のご協力をお願い致します。
また、舞鶴市消防本部では年に2回、ドクターヘリ症例検討会を実施しています。実際にドクターヘリが出動した救急事案をもとに、ドクターヘリの医療スタッフの方々に来ていただき、救急隊の活動に対するご指導を受けており、今後の救急隊のレベルアップやドクターヘリとの連携をより良きものとして、一人でも多くの命を救えるように日々研鑽しています。
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ドクターヘリ |
ドクターヘリ症例検討会の様子 |
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