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ホームページ生活安心情報 > もしもの時の応急手当:異物の除去


異物の除去


成人・小児と乳児・新生児の異物除去の方法が違うため注意する。
成人・小児の場合はこちら 進む【以下のページ】
乳児・新生児の場合はこちら 進むここをクリック



成人(8歳以上)・小児(1歳以上8歳未満)の異物除去

指交差法による開口と指拭法

指交差法による開口 指拭法
指交差法による開口 指拭法
親指と人差し指を交差してひねって口を開く  傷病者の顔を横に向けハンカチ等を巻きつけて異物をかき出す。



背部叩打法
ひざまずいて、傷病者を自分の方に向けて側臥位にする。
手のひら(手の付け根に近い部分)で肩甲骨の間を4〜5回力強く連続してたたく。
背部叩打法


ハイムリック法(上腹部圧迫法)

傷病者を座位し、腕を後ろから抱えるように回す。

片手で握りこぶしを作り、傷病者のみぞおちのやや下方に当てる。

その上をもう一方の手で握り、すばやく内上方に向かって圧迫するように押し上げる。

座位でなくても傷病者の大腿部にまたがって仰臥位で行うこともできる。

意識がない場合や妊婦、1歳未満の乳児には、行ってはならない。

ハイムリック法(座位) ハイムリック法(仰臥位)
ハイムリック法(座位) ハイムリック法(仰臥位)


側胸下部圧迫法
傷病者を仰臥位または腹臥位にする。
傷病者の下半身にまたがるか、または横にひざまづき、指を広げた手を側胸下部に置く。
下部胸郭を下内方に強く引きしぼるように瞬時に圧迫する。
傷病者が咳をすることが可能であれば、咳をできるだけ続けさせる。咳は、異物の除去にもっとも効果的である。
側胸下部圧迫法





乳児(1歳未満)・新生児(28日未満)の異物除去



意識がある場合

背部叩打法で背中を5回たたく
片腕の上に腹ばいにさせて、頭部が低くなるような姿勢にする。
あごを手の上にのせた後、突き出すようにする。
もう一方の手付け根で背中の真中をたたく。
その後、胸骨圧迫心臓マッサージを5回行う
背部叩打のあとひっくり返して心臓マッサージ
胸部圧迫心臓マッサージ

乳児の後頭部と背中をささえ、両腕ではさみ、上向きにひっくり返す。

 ひっくり返した乳児をもう片方の前腕にのせて、引き続き頭を低く保った状態で2本の指で胸骨圧迫マッサージを1秒間に1回の割合で5回行う。


意識がない場合

直ちに助けを呼び、119番通報して、心肺蘇生法を開始する。もし、助けを呼んでも誰もいない場合(救助者が1人の場合)には、まず心肺蘇生法を1分間行った後に119番通報する。

気道を確保した状態で、人工呼吸を行う。人工呼吸を行う際に、口の中に異物が見えるならば異物を取り除く。

もし口の中に異物が見えないならば、気道を確保した状態で、心肺蘇生法を継続する。





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