前のページへ	次のページへ

気温の上昇に伴い、ガソリンや灯油などの危険物の性状が不安定にとなり、危険物に起因する災害の発生が増加する時季を迎えることから、全国で６月５日から１１日の間、「危険物安全週間」が展開されました。それに伴い市民への危険物の危険性を知っていただくための啓発活動や、危険物火災に備えるため資機材の取扱い訓練を実施しました。 　今回は、危険物火災が発生した場合に使用する泡消火を放水する資機材の取扱い確認を紹介します。 　泡消火剤は、ガソリンや灯油などの液体燃料火災に有効な消火剤で、泡消火剤を水に混ぜることで大量の泡を作り出せます。大量の泡を放水することで、燃える燃料を覆い窒息させて消火することができます。 　泡消火剤を放水するには専用資機材を使用します。また危険物火災に対応するには、高い知識と戦術が必要不可欠です。 　これからも、さまざまな災害に対し安全・確実・迅速な活動が行えるよう日々訓練に励んでいきます。