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ホームページ消防・防災最前線 > 救急活動編:出血量の推定方法と止血法
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直接圧迫止血法

 出血量推定方法としては外出血量の目測、外傷部位からの予測、出血にともなう症状からの推定方法等が考えられます。実際に流れ出た外出血の量を直接計測することはできないし、地面の状態に左右されるため目測することも容易ではありません。しかし、アスファルト上では、200mlの出血は直径50cm程度に拡がり、500mlでは直径約1mに拡がります。また、出血をタオルなどで吸い込み、タオルがぼとぼとになれば、100ml以上の出血があると思われます。吐血等では洗面器一杯では2リットルとなりますが、胃液と混じっているため割引いて評価する必要があります。

○大出血
 循環血液量(体内の血液量)は、体重の約8%です。体重60kgの方で約5リットルあります。
一般に体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重い状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすと言われています。

○直接圧迫止血法
 出血した場合には、きれいなガーゼやハンカチなどを傷口に当て、手で圧迫します。この方法で大抵の出血は止まると言われています。また、大きな血管からの出血の場合は片手で圧迫しても止血できないときがあります。そのような時は、両手で体重を乗せながら圧迫します。

 止血の応急手当を行うときの注意点は、感染防止のため血液に直接触れないようにします。
ビニール、ゴム手袋の利用、それらがなければビニールの買物袋などで代用も可能です。
舞鶴市消防本部では毎月1回、AEDの取扱いも含めた普通救命講習を開催しています。
 もしもの時のために応急手当を!


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