寒さの続くこの季節、暖かいお風呂はほっとできる時間ですが、実は危険も潜んでいます。急激な温度差による血圧の変化が引き起こすヒートショックに注意が必要です。
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今回は、舞鶴市内で2011年から2015年に発生した入浴中の事故、特に高齢者に絞りグラフにまとめてみました。
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月別にみた救急出場件数ですが、外気温の差が少ない夏季と比べ、冬季は6倍となっています。 |
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入浴中の事故においては、他の救急事案と異なり、4割が死亡を示しており、重症を含めると約半数となっているのがわかります。 |
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【東京都健康長寿医療センター研究所 2014】
東京都健康長寿医療センター研究所が平成26年3月に発表したデータによると、入浴中に心臓も呼吸も止まった状態に陥った救急件数が48都道府県の中で近畿が上位に多くみられ、京都府は8位にランクインしています。要因としては、外気温だけでなく、住宅の室内温度が重要であると推測されます。
少し注意すれば防ぎ得る入浴中の事故。みなさんも気をつけて下さいね。
詳しくは、【東京都健康長寿医療センター研究所】をクリックして下さい。 |
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