世界有数の地震国である日本は、古くから地震により幾多の被害を受けてきました。今後高い確率で発生が危惧されている東南海・南海地震についても甚大な被害が予測され、防災関係機関はその備えについて整備を進めているところであります。今般、舞鶴市において大規模地震が発生したとの想定で、市、消防、警察、自衛隊、海上保安庁、医療機関等と合同で総合防災訓練を実施しました。救助隊は、屋内が倒壊した6階建てビルの屋上に取り残された要救助者を救出するよう指揮者からの下命を受け、安全・確実・迅速に留意しながら30m級はしご車を活用して要救助者を救出し、緊急災害医療チーム(DMAT)・海上自衛隊舞鶴衛生隊に引き継ぎ、救出から救護所までの搬送、他機関との連携による病院搬送までスムーズな活動ができました。今後もこのような関係機関との合同訓練を通して連携協力体制の強化に努め、あらゆる災害に備えてまいります。 |
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関係機関との活動 |
梯子車による救出 |
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