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ホームページ消防・防災最前線消防活動編:電磁調理器による火災事例
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電磁調理器による火災

 近年、生活様式の発展に伴いオール電化住宅等が普及し、これによりエネルギーもガスから電気へと変革して来ています。「火を使わないので家事や火傷の心配がない」との理由から、高齢者の家庭やマンションなどで普及が進む電磁調理器。ところが、天ぷらなどの揚げ物調理中の発煙・発火事例や、中には家を全焼したという重大な事故に至ったケースも報告されています。電気でも同じように発火し、火災の原因となります。
 電磁調理器での火災の主な原因としては、天ぷら油が少量の場合、正常に温度がコントロールされず、通電後の加熱によって天ぷら油は発火温度まで上昇することがあります。また、天ぷら料理に使う鍋は、鍋底に反りがあるとIHクッキングヒーターのトッププレート中央に組み込まれた温度センサーが鍋底温度を的確に感知せず、通電状態が続き発火に至る場合があります。電磁調理器は様々なタイプのものが市販されていますが、鍋と調理器の組み合わせにより思わぬ火災事故へとつながるケースが多いのです。
 調理器具の説明書をよく読んでいただき、それぞれに適した鍋を使用しましょう。


電磁調理器による火災 電磁調理器による火災
鍋底の反りが2mm以上あるステンレス製鍋に600ccの食用油を入れ加熱
油温が380℃に達し自然発火

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